連覇へ青学大は2区に黒田朝日、4区太田蒼生投入 3区鶴川正也との2~4区トリプルエースで必勝態勢 駒大は怪我明けの佐藤圭汰往路投入なし

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)

 第101回大会の往路・当日エントリーが発表され、連覇を狙う青学大は2区に黒田朝日(3年)、4区に太田蒼生(4年)のエース格を投入。3区には今季絶好調の鶴川正也(4年)がおり、2~4区の3本柱で勝負を決めにいった。

 史上6校目の3冠を狙う国学院大は1区を野中恒亨(2年)、4区に青木瑠郁(3年)を入れて、青学大に対抗する。2年ぶり優勝を狙う駒大は3区にルーキー谷中晴(1年)、5区に主力の山川拓馬(3年)を投入。3、4区が1年生という布陣となった。補欠だった怪我明けの怪物、佐藤圭汰(3年)を往路に投入できなかったのは誤算か。

 中大は1区にエースの吉居駿恭(3年)を投入した。

 ◆箱根駅伝における出走選手の当日変更 往路、復路とも当日のレース開始1時間10分前(午前6時50分)に出走メンバーの変更が受け付けられる。事前に区間エントリーされていた選手と補欠選手の交代は往路、復路の2日間で計6人まで可能だが「一日に変更できる競技者は4人まで」の条件がある。変更が認められるのは事前に区間エントリーされていた選手と補欠選手との交代に限られ、事前に区間エントリーされていた選手同士での区間変更は認められない。

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