青学大が2区で逆襲 “駅伝男”黒田朝日が激走7人抜きで3位浮上 3強最上位で首位と49秒差で射程圏に

宇田川瞬矢(左から2人目)からたすきを受け駆け出す青学大・黒田朝日(撮影・開出牧)
たすきを受け駆け出す青学大・黒田朝日(撮影・開出牧)
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 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~箱根町芦ノ湖駐車場)

 2区で優勝候補に挙げられる連覇を狙う青学大が一気の巻き返しに成功した。1区10位から3位にまで順位を上げた。

 1区で宇田川瞬矢(3年)が大逃げした首位中大から1分45秒差の10位で2区黒田朝日(3年)へタスキを渡した。昨年2区区間賞の黒田で巻き返したいところだったが、黒田は序盤に2人に抜かれ、一時12位まで順位を落とした。その後、一気にペースを上げて逆襲。18キロ地点で史上6校目の3冠を狙う国学院大のエース、平林清澄(4年)らのいる4位集団を一気に捉えて、4位に浮上した。さらに残り3キロで駒大のエース、篠原倖太朗(4年)をとらえて3位に浮上した。

 3区には今季絶好調の鶴川正也(4年)が控える中で、トップを射程圏にとらえた。

 駒大は首位と1分8秒差の5位、国学院大は首位と1分40秒差の8位で3区に突入した。

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