「箱根駅伝・往路」（２日、大手町～箱根町芦ノ湖駐車場）

　青学大が５時間２０分１秒で２年連続７度目の往路優勝を飾った。２年連続８度目の総合優勝に王手をかけた。２位の中大に１分４９秒差をつけた。

　原晋監督は４区で区間賞を獲得したエースの太田蒼生（４年）が左手薬指に指輪をしていたことを問われ「知らん！勝手に恋愛してください」と笑った。

　往路後の会見で太田は話題となった左手薬指の指輪について「婚約した彼女との指輪です」と、婚約を発表。「早いうちに結婚したいなと思ってます」と明かした。１１月に指輪を買いにいったそうで「あとは自分の親に会って承諾をもらうだけ。相手にはもらってる」と説明。「『会いたいね大作戦』を成功させたい」とうなずき、この日の夜に太田の親との食事会が行われるという。

　レース自体については「順調でしたね。今年は感染症もなくて」と前置きした上で「黒田と太田、若林は経験してますし、実績あるので別格ですよね。やっぱり２１年目のシーズンですけど、最高のチーム。力があるので、ある意味勝って当然だが、勝ててホッとというところ。大学スポーツ何があるかわからないので、強いチームが確実に勝てたことがうれしい。やってることが間違いじゃなかった」と、納得の表情。復路に向けて「ただ、往路復路合わせて箱根駅伝。山下りがきちっと走ってくれれば、７、８、９、１０は余裕をもって帰れる。あいたいね大作戦は９９パーセント」と語った。