駒大・佐藤圭汰が圧巻区間新で青学を猛追 1分40秒差に急接近 「恩返しのつもりで」今季駅伝初出場の“怪物”が激走 “復路の駒大”がきた!

 佐藤圭汰へたすきを渡す駒大・伊藤蒼唯(撮影・伊藤笙子)
 伊藤蒼唯(左)からたすきを受け取り走り出す駒大・佐藤圭汰(撮影・伊藤笙子)
2枚

 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 2年ぶりの王座奪還を狙う駒大が、7区で起用した今季駅伝初出場の“怪物”佐藤圭汰(3年)の驚異的な走りで1時間00分43秒の区間新記録をマーク。青学大との差を1分40秒差にまで大きく詰めた。

 佐藤は青学大と4分8秒差の3位でタスキを受けると、グングン加速し、2位中大をとらえた。さらに力強い走りで1キロ10秒ずつ差を詰めていった。恥骨の故障で出雲、全日本と欠場してきたが、箱根には何とか間に合わせてきた“怪物”。圧巻の走りで青学との差を、2分28秒詰めて、2分を切るところまで持ち込んだ。

 区間賞インタビューでは「10カ月ぶりのレースで緊張していたが、いろんな人に助けていただいてこの舞台に立つことができた。恩返しするつもりでいた。絶対にいい流れをつくってやろうと。結果として区間新はよかったです」と、充実の表情で振り返った。今後に向けては「これから東京世界陸上を、自分は1500、3000、5000メートルで日本記録更新して、出場を目指している」と世界の舞台での飛躍を誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス