繰り上げ悲劇の日大・大橋にひときわ大きな拍手と歓声 戸塚中継所前の光景に「感動する」「毎回泣いてしまう」

 たすきを受け取れず無念の繰り上げスタートする日大・小路翔琉(撮影・開出牧)
 繰り上げスタートでたすきを渡せず悔しがる日大・大橋優(左)=撮影・開出牧
 8区、力走する麻生する日大・大橋優(撮影・金田祐二)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 8区と9区をつなぐ戸塚中継所で繰り上げスタートが起こった。20番手を走っていた日大が、首位通過から20分に間に合わず、大橋優(4年)が残り200メートルまで迫ったところで9区の小路翔琉(3年)がスタートを切った。

 無人の中継所に飛び込んだ大橋は表情をこわばらせ、仲間のタオルに包まれた。総合優勝12回を誇る伝統のピンクのタスキが途切れ、復路戸塚での繰り上げスタートは史上初の悲劇となった。

 箱根ファンからは「何度見ても切ない」「繰り上げスタートは本当に見てて辛いなぁ」「繰り上げスタートは毎回泣いてしまう」「繰り上げは何回見ても胸が詰まる」といった声があがった。

 それでも戸塚中継所まで約100メートルの沿道にいたファンからは大きな拍手がわき起こった。他の大学が目の前を通過する時よりもひときわ、大きな声援が飛んだ。日テレの中継でもその様子が映し出され「大橋くんに対しての大きな歓声と拍手…感動する( ノД‘)…」といった声もあった。

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