順天堂大 わずか7秒差でシード権逃す 予選会は1秒差の奇跡で突破も…10区4校の争いに敗れた古川は涙

 総合11位でゴールし、涙を流す順大・古川達也(撮影・伊藤笙子)
 荒牧琢登(右)からたすきを受け駆け出す順天堂大・石岡大侑(撮影・開出牧)
 8区、競り合う順大・荒牧琢登、東京国際大・益田郁也(撮影・金田祐二)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 予選会を1秒差で突破した順天堂大は、わずか7秒差でシード権を逃し、11位に終わった。

 激アツだったシード権を争う攻防戦。東洋大、東京国際大、帝京大の4チームがバチバチの並走を繰り広げた。レースも佳境に差しかかった段階で帝京大が仕掛ける。それを東京国際大、東洋大が必死に追い、順天堂大はついていくことができず眼前に迫っていたシード権がこぼれ落ちた。

 ゴールラインに飛び込んだ10区の古川は仲間に抱きかかえられると大粒の涙を流した。

 14年連続66回目の出場を決めた10月の予選会では、11位・東農大とは史上最少の1秒差だった。1秒の奇跡で箱根路をたぐり寄せた順天堂大。目標としていたシード権までわずか7秒、届かなかった。

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