5区のバイクカメラ接近「どけ!」問題 城西大・櫛部監督「言葉もあまり良くなかった」も運営面に苦言も「明らかに向こうのミス。言っても直らない」

 競り合いながらたすきを繋ぐ中大・吉中祐太(左)、城西大・桜井優我(撮影・堀内翔)
 区間賞を獲得した城西大・桜井優我(撮影・堀内翔)
 岩田真之城(右)からたすきを受け駆け出す城西大・桜井優我(撮影・開出牧)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 6位に終わった城西大の櫛部静二監督は「本当は3強をぶっ壊すつもりでいた。悔しい気持ちでいる」と、振り返った。

 SNS上で波紋が広がっていた問題についても言及。往路で5区の斎藤将也(3年)が区間3位の力走をみせたが、山道を力走している際に日本テレビのバイク中継カメラが斎藤の前に出てアップ気味に撮影。ただ、近づきすぎていたため、斎藤は「どけっ!」というように叫び、手で払う仕草をみせた。カメラはすっと離れた位置へと戻った。SNS上で波紋が広がっていた。

 櫛部監督は「言葉もあまり良くなかった。事を大きくしない方がいいかなと思っていて静観している」と言葉を選びつつ「明らかに向こうのミスはあった。ただ、あれは毎年のこと。言っても直らない」と苦笑い。「選手は興奮してる。道を塞がれたというところで」と理解を求め「あそこは狭いところなので、バイクの方もいけなかったのかもしれない。コーナーで(監督車からも)指示が出せないところだった。しょうがないのかな。クレーム、提言をするとまた事が大きくなってしまうので」と、振り返った。

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