青学大 原晋監督「近い将来、バトンタッチがきます」自らの進退に言及「引き継ぎもしつつ、強化もしつつの時期」「私は大八木さんじゃない」
「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
往路連覇を飾った青学大は復路は1度も首位を譲ることなく、10時間41分20秒の大会新記録で2年連続8度目の総合優勝を飾った。11年間で驚異のV8となった。原晋監督は閉会式後、自身の去就について思いを語った。
妻で寮母の美穂さんが「私も監督もしゃべってるんですけど、後任に譲らなきゃいけない時期に来てまして」と明かしたことを受け、指揮官も「私58になるんですよ。いつまで現場責任者をやらすんですかという話なんですよ」と語った。
その上で「組織として青山学院陸上部を成長させるというメソッドでやってるんです。原がいるから強い、いなくなったら弱くなるという組織にはしたくなかった。明日、来年、再来年という話ではないですけど、近い将来バトンタッチがきます」と原監督。「普通は定年よ。だから上手にね、コーチも入ってくれてやってますし、そろそろOBが現役を引退する時期になってますから。上手に引き継ぎもしつつ、強化もしつつの時期にきている」と語った。
「もうそろそろ原に頼らんでもいいでしょと。私、大八木さんじゃないですから(笑)」と語って報道陣を笑わせ、来年は「3冠、3連覇を目指して頑張りたい」と力を込めた。