早大 来年へ希望の4位 3位までわずか10秒届かず アンカー菅野は涙 レベルアップ誓った

 総合4位でゴールする早大・菅野
 総合4位でゴールし、涙を流す早大・菅野雄太(中央)=撮影・伊藤笙子
 競り合いながら、たすきを繋ぐ国学院大・上原琉翔(左)、早大・石塚陽士(撮影・堀内翔)
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 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 往路首位の青学大が、10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8度目の総合優勝を果たした。優勝回数は駒大に並び、史上6位タイとなった。

 7年ぶりの3位にはわずか10秒届かなかったが、早大が4位に食い込んだ。4位国学院大に1秒差をつけて、10区をスタート。最後は前に出ることができず。アンカーの菅野雄太(4年)は涙が止まらなかった。2017年以来の3位以内を逃し、花田勝彦監督は「菅野に負担をかけてしまった。申し訳なかった」と悔やんだ。

 3位から出て、6区で順位を一つ下げた。8区で3位に上がり、9区も3位をキープ。指揮官は「なんとか3位を死守した中で順位を守る作戦だったが、7、8、9(区)で貯金を作れなかった」と分析した。

 ただ、5区では『山の名探偵』工藤慎作(2年)が快走するなど、来年への希望は十分。悲願の優勝へ「守りに入らないというか、実力で優勝をもぎ取る、3位以内をもぎ取る。自信を持って走れる力をつけないといけない」とレベルアップを誓った。

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