青学大・原監督 9区の給水は「裏方の功労者を置くように」と指示していた 固定カメラを意識
箱根駅伝で連覇を達成した青学大・原晋監督が6日、TBS系「ひるおび」に出演。ネットで話題となった9区、田中悠登主将(4年)の給水シーンについて、舞台裏を明かした。
首位を快走していた田中は14・7キロ付近で給水係の片山宗哉(4年)からドリンクを受け取った。ここで併走しながら、片山が手にしていたボトルと乾杯。田中と一緒に片山もドリンクを飲み、感動を呼んだ。
原監督はこの場面について「9区の横浜駅前は直線で固定カメラのところをちょうど通り10秒くらい映される。名場面が起こるところ」と、中継カメラを意識していたという。レース前「チームの裏方での功労者をそこへ私は置くように」と指示していたことも明かし、「選ぶのは学生が選んでいますが。そういうような目的で選んでくれよという指示は出してます。乾杯するとは報告はなかったので、すごいことやっているなと」と笑った。
レース当時、この場面が中継されるとSNSで「青学の給水まさかの乾杯!」、「力水で乾杯 涙出た」、「初めて見た!」などの声が上がっていた。