大の里 ピリッと“カレーなるカツ躍”誓う 「ゴーゴーカレー」化粧まわし贈呈「石川県の思いを背負って」
「大相撲初場所」(12日初日、両国国技館)
大関大の里(24)=二所ノ関=が8日、茨城県阿見町の同部屋で、金沢カレーの「ゴーゴーカレーグループ」から化粧まわしを贈呈された。
カレーファンおなじみのトレードマーク、ゴリラがインパクト抜群の逸品。大の里は「石川県の思いを背負って、2025年最初の場所を頑張っていきたい。この化粧まわしで、もっと上を目指して頑張りたい」と決意を語った。大銀杏(おおいちょう)が間に合わないスピード出世を果たした、猛獣級のパワーを彩ることになる。
同カレーは2004年に1号店が誕生。石川出身の創業者が、同郷の元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏に憧れ、その背番号をモチーフに名前が決まった。
同県津幡町出身の大の里は昨年夏場所と秋場所で優勝し大関に昇進。昨年1月1日に能登半島地震、9月には奥能登豪雨で被害を受けた被災地に明るい話題を届けた。昨年から「復興ゴーゴープロジェクト」で被災地を支援する同グループの理念に共鳴した。
同店の名物カツカレーを「小さい頃は辛かった。でも大人になっておいしい」と評価した大の里。新年場所でも“カツ”を量産する。