日本アイスホッケー連盟は９日、北海道苫小牧市で２月６日から行われる２０２６年ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選に臨む女子日本代表２３人を発表した。都内で会見が行われ、主将の小池詩織（３１）は「取り組んできたことを出し切りたい」と力を込めた。

　２０２２年北京五輪後から主将を引き受けた。「世代を超えたコミュニケーションと意見を言い合えるチームづくりに力を入れた」と、年齢に幅があるチームでの工夫を明かした。

　現在は、質問に答えると１６種類に性格が分類される『ＭＢＴＩ診断』も利用し「良いチームになってきた」という。チーム内には「盛り上げ隊」など５つの係があり「強みを生かせる係についてもらっている」。個性を生かし、おのおのがチームを支えている。

　日本は中国、フランス、ポーランドと同じＧ組。総当たりで戦い、１位が出場権を得る。日本女子は１４年ソチ大会から３大会連続で出場。十人十色のチームが、まずは五輪切符をつかみとる。