堀米雄斗 居住のロス山火事に沈痛「仲間がいっぱい住んでいる」 4月には3連覇かかる世界大会

 トロフィーを手にする堀米雄斗。左はスケートボード・吉沢恋、右はブレイキン・AMI(湯浅亜実)(撮影・開出牧)
 受賞したサッカー日本代表の森保一監督(前列中央)ら各受賞者たち(撮影・開出牧)
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 2024年に活躍したスポーツ選手、団体を表彰する「第58回テレビ朝日ビッグスポーツ賞表彰式」が10日、都内のホテルで行われ、パリ五輪スケートボード男子ストリート金メダリストの堀米雄斗(26)ら18人のアスリートがビッグスポーツ賞を受賞。また、パリ五輪開閉式で日本選手団の旗手を務めたブレイキンのSHIGEKIXこと半井重幸(22)らもビッグスポーツ特別貢献賞などに輝いた。

 堀米は「本当に、名誉ある賞をもらえてすごいうれしいです」と喜び、大勢のトップアスリートと過ごした時間を「いろんな人たちとこうやって会える機会も少ないので、お話をしたりする時間は良い時間でした」と笑顔で振り返った。

 笑顔で振る舞う半面、胸を痛める出来事も起きている。自身の住む米カリフォルニア州ロサンゼルスでは大規模な山火事が。高級住宅街までにも被害が及んでいる。堀米自身も「仲間がいっぱい住んでいる」といい「毎日毎日連絡を取って、みんなの状況を聞いている」と心配した。現在も「少し風はやんできてはいるけど、まだ分からない状況」と予断を許さない。「みんなが無事なことを祈っています」と仲間の安全を願った。

 それでも気持ちを切り替え臨むのは、米フロリダ州で4月に開催されるプロスケートボードの世界大会のひとつ、「Tampa Pro2025」だ。「その大会で3連覇できている人はいない。今回勝てれば3連覇を達成できるのでメインとして頑張りたい」。逆境にも負けず、チャンピオンを勝ち取る。

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