共栄学園 2連覇狙う就実撃破で決勝進出!秋本42得点の大暴れ 下北沢成徳へ雪辱誓う「絶対に勝つという気持ちでやりたい」

 「バレーボール・全日本高校選手権・準決勝、共栄学園3-1就実」(11日、東京体育館)

 準決勝が行われ、女子は共栄学園と下北沢成徳の東京勢が12日の決勝に進んだ。男子は3連覇を狙う駿台学園(東京)と、全国高校総体で準優勝の東福岡が勝ち上がった。ノーシードの共栄学園は前回覇者の就実(岡山)を3-1で破った。下北沢成徳は高校総体覇者の金蘭会(大阪)に3-2で逆転勝ちした。駿台学園は市尼崎(兵庫)に、東福岡は東亜学園(東京)にそれぞれ3-0で快勝した。

 2連覇を狙う就実の夢を打ち砕いた。共栄学園はエース秋本が、ジャンプサーブや角度ある強打などで実に42得点を記録した。母は元日本代表の大友愛さん。身長184センチのアタッカーは「頼られる時に決め切ることができた」と熱戦の余韻に浸った。

 164センチの宇都木もブロックアウトを狙うなどして20得点。アタック決定率はチーム最高の約51%で「(秋本)美空がいない時にどう点を取るかやってきた成果が出た」と笑った。ベンチ外の2年生が相手映像を分析するなど各自が役割を果たして強豪を破った。

 19大会ぶりの優勝にあと1勝で、決勝の相手は下北沢成徳。東京大会の準決勝で敗れた相手との再戦となった。秋本は「絶対に勝つという気持ちでやりたい」と力を込め、中村監督は「借りを返すには申し分ない相手」と雪辱を期した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス