上村講道館長、柔道普及へ抱負 鏡開き式、野村さんは形を披露
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柔道で新年恒例の鏡開き式が12日、東京都文京区の講道館で行われ、上村春樹館長は「パリ五輪では多くの国がメダルを獲得した。柔道は世界にかなり広まっている。私たちは正しい柔道の普及をこれからも担っていかなければならない」と抱負を述べた。
男子の60キロ級で五輪3連覇の野村忠宏さんや81キロ級で2000年シドニー五輪覇者の滝本誠さんらが形の演技を披露。野村さんは「総本山の伝統行事で、静けさの中に特別な緊張感があった。喜びと責任を感じながらできた」と語った。男子60キロ級で21年東京五輪金メダルの高藤直寿(パーク24)らは子どもたちと乱取りを行った。