共栄学園・秋本美空が歓喜の胴上げ 184センチが宙を舞う 元日本代表の母・愛さんはスタンドで涙、涙

 「バレーボール・全日本高校選手権・決勝、共栄学園3-0下北沢成徳」(12日、東京体育館)

 女子は元日本代表の大友愛さんを母に持つエースで主将の秋本美空(3年)を擁する共栄学園が、下北沢成徳との東京勢対決を3-0(25-11、25-21、25-22)で制して、19大会ぶり3度目の優勝を果たした(2009年までの全国高校総体の記録を引き継ぐ)。

 スタンドの応援席から母の声援を受けた身長184センチの秋本は、この日も高い打点からのスパイクを決めてチームをけん引。第1セットは24-11から豪快なバックアタックを決めてみせた。

 第2セットも競った中盤に秋本がブロックや中央からのスパイクを決めて抜け出しセットを連取。第3セットも粘る相手を振り切った。

 仲間や応援席がうれし涙を流す中、秋本はニコニコ顔で校歌斉唱。インタビューでは「すごく楽しくていい試合ができた。こんなキャプテンについてきてくれてありがとう。今まで一緒にバレーができて楽しかったよ」と仲間に呼びかけた。スタンドの母への言葉も求められ「日本一取ったぞ!」と右腕を突き上げると、母・愛さんはハンカチで何度も目頭を押さえた。その後、秋本は仲間に胴上げされ宙を舞った。

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