宇良が「伝え反り」の珍手で2勝目 場内は万雷の拍手 本人「分からない」 解説者も困惑「驚きましたね。何て解説していいか」
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「大相撲初場所・4日目」(15日、両国国技館)
宇良が伝え反りの珍手で、高安に勝ち2勝目を挙げた。
立ち合いで左を差して相手の胸の下にもぐり込んだ宇良は、相手の左腕を抱えながら体を後方に反るように回転させて、相手を土俵に転がした。
宇良の「伝え反り」は1年前の初場所千秋楽で竜電に勝って以来。22年秋場所でも決めている。取組後、宇良は相撲内容について問われ「分からない」と繰り返した。
NHKテレビ中継で解説を務めた西岩親方も思わず「驚きましたね。しかもきれいに決まった伝え反りですね」とコメント。「私もやったことがないので、何て解説していいかわからないような、そんな相撲。ただ、宇良は反り技は得意技の一つ。これだけきれいに決まるとは驚きました」と話した。