正月の箱根駅伝で総合３位に入った国学院大の主将を務めた平林清澄（４年）が１４日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。「やばい、電車の中で泣いてしまった、、」などとつづり、サントリーの成人の日特別ＣＭの動画とともに投稿した。

　特別ＣＭは成人の日を迎えた母と息子の物語。生まれた時から１８年間、毎朝母親に「おはよう」と起こされ続けてきた息子が「こんな毎日を過ごせるのは誰のおかげなんだろう？って思ったりして」と成人の日は母を起こして朝食を作るストーリー。「きょう僕は成人した」という息子目線バージョンと、「きょう息子は成人した」という母親目線バージョンがあり、「成人おめでとう」と新成人を祝福する内容だ。

　平林は「こーゆーの絶対泣いちゃうようになってしまった。。いろんなストーリーがあるよね。成人とか、卒業とか、お祝いの門出でありお別れの時期であり、嬉しいようで寂しいこの時期ってなんか綺麗。あと『魔法のコトバ』がいい味出てる。。好き。」としみじみ。ＢＧＭで流れるスピッツの名曲にも思いをはせた。

　コメント欄では「言葉のストーリーを感じ取れる平林くんもとても素敵ですよ」「素敵なポストをご紹介いただき、ありがとうございます」「平林くんのこんなポストみたら泣いてしまいます」「電車で泣いちゃったんですね…。私も共感できます」とフォロワーももらい泣き。「私も平林くんの箱根スピーチが流れてくる度に見て泣いてしまいます」と、箱根駅伝後の報告会で仲間や監督に感謝の思いを伝えた平林の涙の名スピーチに言及するフォロワーもいた。

　平林は昨年２月の大阪マラソンで初マラソン日本最高、日本学生記録を樹立して優勝。主将として臨んだ最終学年は出雲全日本選抜、全日本と大学駅伝を連勝。自身が花の２区で区間８位だった箱根駅伝では、大学３冠こそならなかったが同校史上最高タイの総合３位に入った。