照ノ富士の休場理由 伊勢ケ浜親方が説明「場所前の稽古で右膝に水が」「それをかばい腰も痛めた」

 横綱土俵入りは行われず照ノ富士の休場がアナウンスされざわつく場内(撮影・開出牧)
 座布団が舞う土俵で肩を落とす照ノ富士=15日
 翔猿(右)に敗れた照ノ富士(左)=15日
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 「大相撲初場所・5日目」(16日、両国国技館)

 横綱照ノ富士(33)=本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が休場した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は国技館で報道陣に対応し、「場所前の稽古で右膝に水がたまった。総見の稽古で腫れて曲がらなくなった。それをかばい、腰も痛めた。稽古が足りなかったのだろう」と語った。

 コンディションに不安がある中で出場した決断については「本人が体調がいいと言うので出させたけれど…」とし、今後については「(再出場は)しません。(今後は)考えられる状態にない」と語った。

 照ノ富士は2場所連続全休明けの今場所、4日目の翔猿戦に敗れ2勝2敗だった。休場は3場所連続24度目、横綱在位21場所で13度目。照ノ富士は両膝痛や持病の糖尿病などに苦しみ、3場所ぶりの出場に踏み切ったが、本来の姿には程遠い内容だった。5日目の対戦相手、豪ノ山は不戦勝となった。

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