張本美和が一般の部6回戦進出 ジュニアの部3連覇の勢いそのまま快勝 平野美宇も6回戦へ
「卓球・全日本選手権」(24日、東京体育館)
女子シングルス5回戦が行われ、ジュニアの部3連覇を果たしたパリ五輪代表の張本美和(木下グループ)は、高橋あかり(中央大)に4-0でストレート勝利。大会2冠を狙い、順当に勝ち上がった。
ジュニアの部で優勝を決めてからわずか約40分後の試合。それでも、疲れを見せないプレーで快勝を挙げた。23日にはジュニアの部を含め4戦4勝。この日も全部で5試合をこなすタイトなスケジュールだが、最後まで笑顔で乗り切ってみせる。
パリ五輪代表の平野美宇(木下グループ)は、伊藤百華(エクセディ)に4-0で快勝。6回戦に進出した。
取っては取られる競った展開が続いていたが、きっちり取り切った。第2ゲームは後半から突き放し快勝。その後は勢いを加速させ、ストレート勝ちを決めた。
23日の4回戦の後には「レシーブが完璧じゃない部分があったと思うけど、思い切ったプレーができた。調子は悪くない」と話しており、この日も絶好調のプレーで8年ぶり2度目の優勝へ、歩みを進めた。