園部八奏が日本勢初V 四大大会の頂点は69年沢松以来 勝因は平常心「いつも通りプレーできた」
「全豪オープンテニス・ジュニアの部」(25日、メルボルン)
女子シングルス決勝が行われ、昨年の全米オープン・ジュニア準優勝で第4シードの園部八奏(与野TC)が第6シードのクリスティナ・ペニコバ(米国)に6-0、6-1でストレート勝ちし、日本勢として同種目初制覇を果たした。
四大大会のジュニアの女子シングルスで日本選手が頂点に立つのは1969年ウィンブルドン選手権の沢松和子以来。17歳の園部は今大会の準決勝で第1シードに勝利。2回戦からの5試合は1セットも落とさなかった。
ネットに詰めてボレーで試合を決めると、スタンドの家族に笑顔を振りまいた。17歳の園部がジュニア女子シングルスの日本勢で56年ぶりに四大大会の頂点に立った。昨年の全米オープン準優勝を糧にし「(決勝は)2度目なので余裕があった。普段と変わらずにプレーできた」と、大きなトロフィーを抱きつつ快挙の余韻に浸った。
憧れのセンターコートで大一番に臨んだ。出だしに2-0とした時点で「緊張は解けた」。174センチの身長以上にリーチを感じさせるストロークで押した。サウスポーから180キロに迫るサーブも強力で、わずか1ゲームしか失わなかった。「もっと緊張して硬くなるかと思ったが、いつも通りプレーできた」と平常心を勝因に強調した。
◆園部八奏(そのべ・わかな)2008年1月17日生まれ、17歳。埼玉県出身。兄の影響で4歳からテニスを始め、22年から錦織圭(ユニクロ)らを輩出した米フロリダ州のIMGアカデミーが拠点。23年、ビリージーンキングカップジュニア日本代表5位。サウスポーからのフォアが武器。174センチ。





