デ杯出場の錦織圭“錦織節”で西岡良仁にうらやましげ「文句言わずに頑張りますけど」斎藤元彦知事も登場・前日抽選会
男子テニスの国別対抗戦デビス杯(31日~2月1日、兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム)「日本対英国戦」のドロー抽選会が30日、神戸市内で行われた。兵庫開催とあって同県の斎藤元彦知事がくじを引き、世界ランキング70位の錦織圭(35)=ユニクロ=は第1日の第2試合で同77位のジェーコブ・ファーンリー、第2日に同129位のビリー・ハリスと対戦することが決まった。
完全復活に向けて順調なプレーを続ける錦織だが、「準備もしっかりできて、今年のプレーもまあまあ良いので自信を持って臨みたい」と力強く意気込んだ。初日は第1試合で戦う西岡良仁の後となることに「本当は1試合目が良かったですけど、2試合目でも文句を言わずに頑張りますけど」と西岡を見ながらいたずらっぽく冗談も。ただ、本音も交じっており「2試合目になると勝敗も分かっている。1-0、0-1に。それで気持ちの揺さぶりがある。1試合目の方が2%くらいは気楽にできるかな。そんな変わんないですけど、ちょっとそこはありましたね」と話した。
錦織とファーンリーは昨年11月のヘルシンキ開催で行われた下部大会で対戦しており、ストレート勝ちを決めた。「全豪で良い成績を残していたので、(前回と)ちょっと変わっているかもしれない。フォアでしっかり攻められるのと、バックもしぶとさがありながらストローカーという印象はありますね。サーブも多分いいので、結構アグレッシブに来られたら危なかったという印象も前回ある。そこらへんを気を付けながらやりたい」と警戒を寄せた。