大相撲初場所限りで引退した照ノ富士親方(元横綱)が30日、東京・両国国技館での年寄総会に出席後、新横綱豊昇龍に「責任のある地位。頑張って相撲界を盛り上げてもらいたい」と言及した。引退相撲は来年1月の開催を見据えているという。
豊昇龍の昇進により、32年ぶりの横綱空位は回避。一人横綱だった照ノ富士親方も安堵したという。モンゴル出身の後輩に「上がってくれればいいと思っていた。集中力があった」とたたえた。
この日は購入したばかりのスーツ姿で会合に出席。サイズは明かさなかったが「少しきつい」と悪戦苦闘の様子だった。指導普及部、社会貢献部の配属になり「一から勉強だ」と語った。