緊急来日の朝青龍 妻、両親とともに土俵入りを熱視線 甥っ子の豊昇龍へ「超えてみろ」
大相撲の第74代横綱に昇進した豊昇龍(25)=立浪=が31日、東京・明治神宮で横綱推挙式に臨み、雲竜型の奉納土俵入りをお披露目した。
晴れ舞台を見ようと、叔父で元横綱朝青龍も緊急来日。スーツ姿の朝青龍は妻、両親とともに関係者席に座り豊昇龍の勇姿を見守った。
幕内25度の優勝を誇る朝青龍は、10年に現役を引退。優勝後にSNSで「横綱!?」と投稿するなど甥っ子の横綱昇進を大喜びし、急きょモンゴルから来日した。
土俵入りは多くのファンが見守っていたが、朝青龍の姿にも声援。朝青龍は手を振って応えるなど、さすがの人気ぶりだった。
報道陣からは自身の優勝回数に近づけるか問われ、「彼はいくつなんでしたっけ?25歳、うん。超えればいいんですけどね。やってみろって感じです。超えてみろって感じですね」と上機嫌に語った。