賭博容疑で書類送検の丹羽孝希 日本リーグ所属もゴールド選手契約を解除発表 Tリーグ岡山に続き
卓球男子の16年リオデジャネイロ五輪団体銀メダル、21年東京五輪団体銅メダルメンバーの丹羽孝希(30)が海外のオンラインカジノサイトで賭けをしたとして、千葉県警に賭博の疑いで書類送検されていたことを受け、日本リーグで所属するケアリッツ・アンド・パートナーズは31日、宮本剛宏代表取締役の名義でゴールド選手契約を解除したことを発表した。丹羽を巡ってはTリーグの所属先の岡山リベッツも契約解除となっている。
リリースでは「弊社としては、法令順守を重要な責務と考えており、今回の事態を重く受け止めております。そのため、丹羽選手との日本リーグにおけるゴールド選手契約を解除することとなりました」とされた一方で「しかしながら、丹羽選手がこれまで多くのファンの皆さまに夢や希望を与えてきた選手であることもまた、変わらぬ事実です。本件は決して軽視できるものではありませんが、直接的な被害者を伴うものではないことも考慮し、彼がこの過ちと向き合い社会的責任を果たしながら新たな道を歩めるよう、弊社卓球部の育成サポートなど新たな形でチームに関わる機会を提供することを健闘しております」と、説明した。