錦織圭「ずっと悪かった」 終始主導権握られシングルス初戦黒星 添田監督「切り替えていくだけ」
「男子テニス・デビス杯・予選1回戦、日本-英国」(31日、ブルボンビーンズドーム)
予選1回戦で日本は英国と対戦し、シングルス2試合で1勝1敗だった。第2試合で世界ランキング70位の錦織圭(35)=ユニクロ=は、同77位のジェーコブ・ファーンリーに3-6、3-6で敗れた。第1試合は西岡良仁がビリー・ハリスをストレートで下した。3戦先勝方式で、最終日の2月1日はダブルス1試合とシングルス2試合を予定。勝ったチームが本戦出場の懸かる9月の予選2回戦に進む。
本調子とはほど遠いプレーに錦織は頭をかいた。勢いある若手の強烈なサーブに苦しめられ、許したサービスエースは12本。対照的に自身はわずか2本で、終始主導権を握られ「きょうは自分がずっと悪かった」とため息をついた。
年始早々の香港オープンでは世界の強豪と渡り合って準優勝。元世界ランキング4位の復活を予感させた。ただ、今週に限れば、ファーストサーブの手応えが悪かったという。昨年11月のツアー下部大会ではストレートで下したファーンリーにリベンジを許した。「日によってみたいなのは続いていたけど、その不安が出てしまった」と懸念していたことがコートで出た。
それでも第2日はダブルスの第3試合、西岡のシングルス第4試合の結果次第で錦織に挽回のチャンスが訪れる。日本を率いる添田監督は「明日が決戦。明日に向けて切り替えていくだけ」と前を向いた。
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