レーカーズ・八村塁 今季最多24得点 自ら27歳誕生日祝った 近5戦で4度目の20得点以上
「NBA、レーカーズ124-117」(8日、ロサンゼルス)
レーカーズの八村塁は本拠地ロサンゼルスでのペーサーズ戦に先発して33分6秒プレーし、今季最多となる24得点、9リバウンドの活躍を見せて124-117での勝利に貢献した。連勝を5に伸ばし、31勝19敗とした。グリズリーズの河村勇輝はテネシー州メンフィスでのサンダー戦にベンチ入りしたが出番はなかった。112-125で連勝が4で止まり、35勝17敗。
レーカーズは一時25点をリードした試合で最終盤に5点差にまで詰め寄られた。八村は残り19・5秒、味方が高くパスしたボールを空中でつかむとそのまま両手でダンクシュートをたたき込んで雄たけびを上げた。勝利を手繰り寄せた瞬間だった。
2部門で2桁を記録する「ダブルダブル」にあと1リバウンドという活躍で、27歳の誕生日を自ら祝った。20得点以上はここ5戦で4度目だ。
トレードで加入した大物ドンチッチに加え、大黒柱のL・ジェームズも故障で欠場した試合だった。10日(日本時間11日)の次戦ではドンチッチが新天地でデビューする見込み。八村は「一緒に頑張っていこう」と言葉を交わしたという。ここ10戦で9勝を挙げる人気チームが新たな章に入る。