瀬戸大也が日本選手権棄権発表「昨年末の骨折の影響大きく。心も整わず」13年ぶりに代表逃す 世界水泳8大会連続メダル消滅も「強くなって帰ってきます」
競泳男子の瀬戸大也(30)=TEAM DAIYA=が22日、SNSで現在開催中の日本選手権を棄権することを発表した。今夏の世界選手権(シンガポール)代表入りはなくなり、8大会連続メダルの可能性が消えた。瀬戸が代表入りしないのは、コロナ禍で主要国際大会のなかった20年を除いて12年ロンドン五輪以来13年ぶりとなる。
「昨年末の骨折が思いのほか影響が大きく、試合に向けて一番大事な心も整いませんでした。コーチ、トレーナーとギリギリまで悩みましたが、今回は棄権する判断に至りました」と説明。その上で「楽しみにしてくださっていた皆さまには、申し訳ない気持ちで一杯ですが、28年LA目指して行くためにも心身ともにリセットしてまた強くなって帰ってきます。引き続きあたたかい応援のほどよろしくお願いします」と、誓った。
瀬戸は3度目の出場となったパリ五輪で200、400メートル個人メドレーとも7位入賞。昨年12月の世界短水路選手権の前にろっ骨を骨折したことを明かしていた。