スポーツ界、カジノ問題で研究会 対応策や八百長リスクも議論
オンラインカジノがスポーツ界などで問題となっていることを踏まえ、国内のスポーツ団体が合同で、アスリートが巻き込まれないよう対策を練る研究会を発足させることが25日、関係者への取材で分かった。近く第1回会合を開く。
研究会には、日本オリンピック委員会(JOC)などが参加する見通し。相次いで発覚しているアスリートの賭博関与を防ぐ方策や、日本のスポーツが海外から賭けの対象となっている実態への対応策などを検討する。
賭博と連動し、選手が八百長や試合の不正操作に関与するリスクも指摘されており、こうした課題に対応する国際的な枠組みである「マコリン条約」についても議論するとみられる。