池江璃花子「50メートルバタフライで結果を」世界選手権へ意気込み
競泳女子で今夏の世界選手権(シンガポール)代表の池江璃花子(24)=横浜ゴム=が25日、都内で取材に応じ「50メートルバタフライで結果を出したい。世界に1番近い種目」と意気込みを語った。
23日に閉幕した日本選手権の同種目50メートルは25秒41にとどまったが、昨年記録した、白血病から復帰後のベストタイムは25秒33。前回の世界選手権(福岡)と比較すると3位相当のタイムで、さらに自身が持つ日本記録(25秒11)に0秒22と迫っている。世界大会の表彰台を一番狙える種目だ。
今後は拠点のオーストラリアに戻り、試合勘を養うために多くのレースに出場する強化プランを思い描く。「病気前だったら(メダルが)取れたはずだったのに、という気持ちもある。過去のことを後悔したくないので、今やれることを全力でやりたい」と覚悟を語った。