体操 橋本大輝が日本生命と所属契約「プロアスリートとして五輪へ」 同所属・桐生祥秀に珍要求「どうやったら足速くなるのか」
体操男子で21年東京五輪金メダルの橋本大輝(23)が1日、日本生命と所属契約を結び、都内でセレモニーに行った。黒のスーツに赤いネクタイを締めて登場。「今日からプロアスリートとしてロサンゼルス五輪へ突き進むことをサポートしてもらえる。過去には内村航平選手がプロとして体操界を盛り上げてくれたので、次は自分がやってみたい気持ちがあった。次の体操界に明るい未来が訪れて、多くの子どもたちにプロ体操選手という夢を与えられるようになりたい」と覚悟を語った。
会場ではサプライズとして同社所属の卓球の早田ひな、陸上の桐生祥秀、柔道の出口クリスタ、出口ケリーからビデオメッセージが届いた。橋本は「ぜひ会って桐生選手にはどうやったら足が速くなるのか、走り方のコツとか、卓球が苦手なので早田選手には卓球を教えてもらえたら。柔道は体の動かし方が上手だと思う。(自分の)競技に生かすことができたら」と話した。
28ロサンゼルス五輪での活躍を見据えつつ、まずは目の前の全日本個人総合選手権(4月17~20、高崎アリーナ)に照準を合わせる。「自分の演技ができるように頑張っていきたい。5連覇も懸かっているので乗り切りたい」と力を込めた。