角田裕毅 フリー走行2回目は4度の赤旗で18番手も「方向性は悪くなかった」F1日本GP開幕

 「F1・日本GP・フリー走行」(4日、鈴鹿サーキット)

 開幕してフリー走行が行われ、レッドブル初戦の角田裕毅(24)が1回目で6番手タイムを刻む上々の“デビュー”を飾った。2回目は4度の赤旗で18番手。「悪くなかったけど、もっとよくできた」とやや不完全燃焼だ。アルピーヌのリザーブドライバーを務める平川亮(31)が1回目に出走して12番手。今季好調なマクラーレンが、1回目はランド・ノリス(英国)、2回目もオスカー・ピアストリ(オーストラリア)が最速タイムを記録した。

 角田がフリー1回目で、同僚になった王者マックス・フェルスタッペンと互角のタイムを刻み、0・107秒差の6番手で母国GPを発進。鈴鹿を埋めた6万人の観客が一気に盛り上がった。

 しかし初日の走行後は「方向性は悪くなかった。ポジティブだったと思う。課題は低速コーナーかな。まだセットアップを試している段階」と無表情で語るのみ。チームスタッフに促されて早々に取材を切り上げ、足早にガレージへ戻った。

 無理もない。フリー2回目は他車のクラッシュや、コース脇の芝生が燃えるアクシデントで4度の赤旗。1回目で得たデータを生かしてクルマを煮詰めたかったが、連続走行もできない12周止まり。「全然できなかった。(初日の)ベストラップもミディアムタイヤだし、全然プッシュできなかった」と不完全燃焼に終わった。

 それでも開幕2戦で大苦戦した前任のリアム・ローソンとは異なり、スムーズに初日を終えた。「クルマの感触は(事前の)シミュレーターとは少し違って、実際はもっと症状が強い」と分析。「データを分析し、明日(5日)までにやることはたくさんある」と、参戦5年目を迎えた経験を生かし、冷静に状況を見極めた。

 初日は実力者の同僚もマクラーレンやフェラーリなどに後れを取っている。そんな状況をうまく改善できれば、表彰台も見えてくるはずだ。

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