スノボ15歳で世界銀の清水さら 京都の伝統“お嬢様学校”にエスカレーター進学「学校に通うことが楽しい」
スノーボード世界選手権の女子ハーフパイプで銀メダルを獲得した清水さら(15)=TOKIOインカラミ=が8日、京都市の平安女学院高校の入学式に出席した。
同校は京都御所の近くに位置する伝統の“お嬢様学校”。清水は中等部から同校の高等部へエスカレーター式に進学した。26年のミラノ・コルティナ五輪に出場し、活躍するために競技に集中できる中高一貫校を選んでおり、競技生活と両立する学生生活に「今年も忙しいですけど、体育祭とか行事ごとに出るのも楽しみだし、普通に学校に通うことが、もう楽しいかなと思う」と胸を躍らせた。
清水は自身初のW杯シーズンとなった24~25年シーズンに大躍進した。W杯参戦2戦目で初優勝を果たすと、3月末の世界選手権で2位。5歳の時から指導を受ける中野智裕コーチと取り組んできた高さを出すための練習の成果が大舞台で形となった。
来年に迫ったミラノ・コルティナ五輪に弾みを付ける活躍に「自分の中で思ったよりも結果が出たのでうれしいという気持ちと、今シーズンはこんなに結果が出たけど、来シーズンはもっと出せるように頑張りたい」と力を込めた。