カーリング混合ダブルス 松村&谷田ペアが世界選手権金へ意気込み ミラノ五輪出場枠獲得へ
カーリング混合ダブルス日本代表の松村千秋(中部電力)、谷田康真(北海道クボタ)組が8日、北海道北見市常呂町で合宿を行い、オンライン取材に応じた。
26日からのカナダ・フレデリクトンで開催される世界選手権に向け松村は「世界選手権3度目ということで、前回の銀メダルの雪辱を果たしに、金メダルを狙いにいきたい。オリンピックに向けた大事な戦いでもあるので、楽しみながら厳しく戦っていきたい」、谷田は「2年ぶりの出場。オリンピックが懸かった大会ではありますが、そこは意識せず、自分たちがどれだけ楽しめるかに集中して頑張りたい」と決意。来年のミラノ・コルティナ五輪の出場枠が懸かった大会での優勝を誓った。
現在の日本の世界ランキングは9位。予選リーグでは、27日の2試合目で世界ランク1位のノルウェーと激突する。谷田は「ノルウェーのペアは、スタートはそんなに良いチームではないけど、確実に後半にかけて上がってきてプレーオフに残ってくる力がある」と警戒した。
来年のミラノ・コルティナ五輪について松村は「アスリートであれば目指したい舞台。今、手を伸ばせば見えている大会。しっかりそこに向かっていきたい」と力を込めた。
◇カーリング・ミラノ五輪出場権獲得条件
出場枠は男子、女子、混合ダブルス、それぞれ10。開催国枠のイタリアを除き、24年世界選手権、25年世界選手権の合計獲得ポイントの上位7チームが出場権を獲得する。残り2枠は12月の世界最終予選で決定する。