大阪B シーズン優勝に王手 復帰戦のティリ監督に“1勝”プレゼント「めちゃくちゃ緊張した」
「SVリーグ男子、大阪B3-1東レ静岡」(12日、パナソニックアリーナ)
男子で首位の大阪Bはホームのパナソニックアリーナで8位の東レ静岡に3-1で快勝し、36勝7敗でレギュラーシーズン2位以上が確定した。13日の最終戦でのシーズン優勝に王手をかけ、上位6クラブによるチャンピオンシップで準決勝進出も決定。2位サントリーはVC長野を3-0で下し35勝8敗となった。
久々に現場復帰した指揮官に大きな1勝をもたらした。2月に一身上の都合で一時帰国し、この日が復帰戦だったティリ監督は「めちゃくちゃ緊張した」と苦笑いした。それでも、選手たちはチームを離れる以前より高いパフォーマンスを発揮。「スタッフが素晴らしくて、何も変わらずに(試合に)入ることができた」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
第1セットは相手の強烈なサーブとブロックに苦戦して落とした。それでも、2セット目以降も基本戦術は変えずに戦い、尻上がりに調子を上げて逆転した。最終戦でのレギュラーシーズン優勝に王手をかけたが、チームの顔である西田有志に気の緩みはない。「自分たちのパフォーマンスを出さないと。100%を出せば結果はついてくる」と大一番に懸ける思いを語った。