先輩の炎鵬に続いた!九州場所で可貴が三段目優勝 序ノ口、序二段と3場所連続V

 可貴(中央)は千代雷山を下し三段目優勝を決める(撮影・山口登)
 可貴(左)は千代雷山を寄り切りで下し三段目優勝を決める(撮影・山口登)
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 「大相撲九州場所・13日目」(21日、福岡国際センター)

 東三段目31枚目の可貴(追手風)が各段優勝を決めた。千代雷山(九重)を寄り切り、7戦全勝とした。千代雷山は6勝1敗。

 さっと右上手を取り、投げで崩して前に出て寄り切った。「右の上手を早く取れた。落ち着いていた。自分の思った相撲が取れた」と語り、「うれしいですが、てんぐにならず、しっかりやりたい」と幕下で臨む初場所(来年1月11日初日、両国技館)を見据えた。

 序ノ口デビューの名古屋場所(6勝1敗)、序二段の秋場所(7勝)に続く3場所連続の栄誉。金沢学院大の先輩である炎鵬と同じ足取りとなる。部屋では入院中の追手風親方(元幕内大翔山)に代わり、引退したばかりの北陣親方(元小結遠藤)に「稽古場では力が付く相撲を、場所では勝てる相撲を」と助言を受けている。

 身長190センチ。体重は20キロ増え140キロ台に乗った。「兄弟子らが面倒をみてくれる。ぼく一人の力ではない師匠には電話で報告します。北陣親方にも稽古を見てもらい、少しでも恩返しになれば」と感謝を口にした。

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