神戸医療未来大 次戦の九州王者・日本経大に闘志 田中虎太朗「優勝したい。プライドがある」

シュートを放つ神戸医療未来大・田中(撮影・石井剣太郎)
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 「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・男子2回戦、神戸医療未来大112-52神戸学院大」(6日、おおきにアリーナ舞洲)

 5月に開催された関西学生選手権を初制覇した神戸医療未来大。勢いそのままに3回戦へ進出した。田川博久監督は「試合の始めを大事にした」と振り返ったように、試合開始時と後半開始時に主力を並べ、ゲームを優位に進めた。

 攻守の切り替えが早いチームを支えるのは田中虎太朗(3年)だ。守備では相手のエースを徹底マーク。一転、攻撃に移ると真っ先に走り出し、相手コートで攻撃に参加している。同監督も「チームのために汗をかける選手。他のチームを見てもなかなかいない」と一目置いている。

 田中は「数字に残らないプレーを頑張るのが自分の役割。チームのために自分が率先して動いていきたい」と、この日も献身的なプレーで貢献した。

 次戦は昨年、本大会初戦で敗れた九州王者の日本経大と対戦する。系列校でもあり、練習試合などで交流を重ねている相手だ。

 田中は「関西王者のプライドがある。勝って勢いをつけて優勝したい」と力を込めた。

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