立命大 日本代表経験の山本遥香が存在感示す 昨年初戦で骨折 雪辱の大会に

3Pシュートを狙う立大・松本(撮影・和田康志)
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 「デイリー主催・西日本学生バスケット・女子3回戦、立命大87-62京都先端科学大」(7日、丸善インテックアリーナ大阪)

 安定した試合運びだった。初戦となった立命大は序盤こそ硬さが見られたが、徐々に修正。着実に点差を広げ、京都先端科学大に勝利した。

 チームの中心はU18、19の日本代表経験がある山本遥香(2年)だ。この日も積極的にプレーに参加し、存在感を見せた。「チーム全体で一本ずつ積み重ねていけたことが良かった」と冷静に振り返った。

 昨年の大会では1年生ながら出場した。しかし初戦の流通科学大戦で骨折。その後の試合は欠場し、チームも8強止まりだった苦い思い出がある。この日のプレーについては「流れをもってくる自分の役割が果たせなかった」と険しい表情を浮かべつつ「明日からの試合で取り返したい」ときっぱり。昨年の借りを返すためにも、ここから調子を上げる。

 次戦に勝てば昨年準Vで、今大会も優勝候補の一角、愛知学泉大と対戦する可能性がある。「体が大きい相手に対していい戦いができると思う」と山本。大一番を前に、次も負けられない。

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