京産大 モンゴル出身のオーギル「絶対に優勝したい」
「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・男子4回戦、京産大83-71同大」(8日、エディオンアリーナ大阪)
京産大が同大との関西1部リーグ対決に勝利し、準々決勝に駒を進めた。この日、ゴール下で体を張り続けたのはヒシグバータル・オーギル(2年)だ。「関西選手権で負けた相手なので、やり返ししたかった」と快勝に満足げだった。
モンゴル出身で身長203センチのオーギル。モンゴル語、日本語、英語を話す、トリリンガルでもある。コートに立つと長身を生かしたゴール下のプレーだけでなく、3ポイントシュートも得意とする器用なプレーヤーだ。
ただ、3月下旬の練習中、ジャンプで着地した時に発症した腰のヘルニアが完治していない状態で臨んでいるという。「まだ痛いけど、この大会には出ます」ときっぱり。今大会に懸ける強い思いを示した。
昨年は準優勝という結果を残したが、「今年は絶対に優勝したい」と力強く言ったオーギル。男子歴代最多17回目の優勝へ、あと3勝だ。