立命大 強豪・愛知学泉大に惜敗も収穫大 柴田柚菜「みんなでレベルアップしたい」
「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・女子準々決勝、愛知学泉大59-55立命大」(9日、エディオンアリーナ大阪)
強豪相手に互角の戦いを見せたが、わずかに及ばなかった。立命大が東海王者・愛知学泉大に惜敗。最後までゴール下で体を張り続けた柴田柚菜(3年)は「自分のミスが目立ってしまって申し訳ない」と涙ながらに悔しがった。
試合はプラン通りに進んでいた。「相手は格上。挑戦者という気持ちで試合に入った」と序盤は全員で食らいついた。11点ビハインドの第4Qに反撃を開始。一時は2点差まで追い上げたものの、惜しくも届かなかった。
しかし、この1戦から大きな収穫を得たことは間違いない。「インカレで上位に入るチームの当たりやスピードを経験できた」と柴田。また、自らのプレーについても「この試合では『自分が攻めないと』と思い過ぎた。そこを落ち着いてできるようにしたい」と課題を挙げた。
これからのチームの目標はリーグ戦優勝だ。「この大会で得たことを復習し、みんなでもうひとつレベルアップしたい」と先を見据えた。