日本経大 九州王者が福岡大圧倒 双子の中谷麻登&衿夢が躍動 地元・大阪での初優勝へ気持ち一つ

 シュートを放つ日経大・中谷衿夢(左)=撮影・石井剣太郎
 兄弟で並んでベンチから声援を送る日経大・中谷麻登(左)と中谷衿夢(撮影・石井剣太郎)
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 「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・男子準決勝、日本経大77-60福岡大」(10日、エディオンアリーナ大阪)

 男女の準決勝が行われ、男子は大産大が関大を82-65で破り、初優勝に王手をかけた。日本経大は福岡大に77-60で勝利した。女子は関西王者の大体大が関学大に73-55で快勝。9年ぶりの優勝を目指し、決勝は昨年準優勝の愛知学泉大と対戦する。最終日の11日は男女ともに決勝と3位決定戦がエディオンアリーナ大阪で行われる。

  ◇  ◇

 九州対決となった一戦を制したのは、九州王者の日本経大だった。第2Qを25-8と圧倒するなど、試合前半で19点差をつけ、試合を優位に進めた。

 この日、躍動したのは双子の2人だ。兄の背番号20・中谷麻登(まあと)と弟の背番号10・衿夢(えりむ)は身長も同じ179センチ。共にコートに立ち、パス交換をする場面も見られた。兄の麻登は「いつも通り、ハードなディフェンスからオフェンスに持って行けた」と試合を振り返った。

 普段から仲のいい2人。バスケットボールでも刺激し合う仲だ。互いの長所を聞くと、麻登は弟の「力強いドライブ」、衿夢は兄の「前から強く当たるディフェンス」と、照れながら明かした。

 現在、福岡で一緒に暮らしているが、出身は大阪。地元での大会に両親も駆けつけている。決勝へ「気合が入ります」と麻登が言えば、衿夢は「春からやってきたバスケをやって勝ちたい」。初優勝へ、気持ちは一つだ。

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