愛知学泉大 5年ぶり24度目の西日本女王に 森&國井の4年生コンビが大活躍
「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・女子決勝、愛知学泉大75-58大体大」(11日、エディオンアリーナ大阪)
東海女王と関西女王の対決を制したのは、愛知学泉大だった。5年ぶり24度目の栄冠。木村功監督は「しばらく(優勝から)遠のいていましたからね。良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
今大会、チームを引っ張ったのは最優秀選手賞を獲得した森美月主将と、優秀選手賞を受賞した國井仁奈梨の4年生コンビだ。この試合、森はチームトップの26得点、國井は同2位の21得点と、圧倒的な存在感で勝利に貢献。森は「個人賞はみんなの奮闘があって獲得できたもの」と仲間への感謝を忘れなかった。
普段の練習では、身長が上回る相手に対抗するため、ポジショニングとハイパスの精度を鍛えている。その成果で準決勝、決勝と留学生を擁する相手を撃破。森主将は「大きい相手に勝てたことは自身になる」と手応えを口にした。「この勢いでインカレも優勝したい」と森。チームは既に次の目標に目を向けている。