日本経大が初優勝 大けがから復帰の内藤主将「頑張ってきてよかった」

優勝を決め喜ぶ日本経大の選手たち(撮影・石井剣太郎)
第4Q、シュートを決める日経大・オヌワジェニニオリシェ ジョンソンメレ(右)=エディオンアリーナ大阪(撮影・石井剣太郎)
第1Q、ドリブルで攻め込む日本経大・内藤(撮影・石井剣太郎)
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 「デイリースポーツ主催・西日本学生バスケット・男子決勝、日本経大73-46大産大」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 ともに初優勝を懸けた戦いは日本経大が大差で勝利。両チームでトップの16得点と初優勝に大きく貢献した木下大南帆(3年)は「優勝する強い気持ちを持って挑んでいたので、よかったです」と振り返った。

 主将の内藤凌太(4年)にとっては因縁の大会だった。昨年の準決勝・天理大戦で右膝全十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負った。懸命のリハビリを続け、今大会で復帰。この日はチーム3位の11得点を決めて完全復活を印象づけた。「これまでいろいろな人に支えてもらった。頑張ってきてよかった」と充実した表情で話した。

 3回戦では系列校である関西王者・神戸医療未来大に勝利。春と夏に練習試合を行う間柄で、監督・選手同士も交流がある。片桐章光監督は「神戸医療未来大に勝ったからには優勝したかった」と強い思いを明かした。内藤主将は「自分たちのバスケをもっと大きくしたい」ときっぱり。次なる目標は全国制覇だ。

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