真央の3回転半に佐藤コーチも歓喜
「フィギュア四大陸選手権第2日」(9日、大阪市中央体育館)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、浅田真央(22)=中京大=が74・49点と10年バンクーバー五輪以降では世界最高点で、断トツの首位発進を決めた。
トリプルアクセルを決めた瞬間、普段は温和な佐藤信夫コーチ(71)も思わず拳を握ってガッツポーズを見せた。真央をリンクに送り出す時には、「技術的なことは言うことはない。攻めの気持ちを忘れないでやりなさい」と助言した。「良かったなと思います。先シーズンが終わって、しばらく休んだことで、悪い癖が抜けて、いい方向に進んできた。本番では普段以上の力が出る。それを利用すればと思っていた」と目を細めていた。