佳菜子、満足4位「すごい成長した」
「フィギュアスケート世界選手権・最終日」(16日、カナダ・ロンドン)
女子フリーでSP6位の浅田真央(22)=中京大=が自己ベストの134・37点を出し、合計196・47点で優勝した10年以来、3季ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得した。村上佳菜子(18)=愛知・中京大中京高=は4位に入り、日本は上位2選手の順位合計が13以下となったため、ソチ五輪の出場枠3を獲得した。
2月の四大陸選手権に続いて自己ベストを更新。満足感が村上の体を包んでいた。エッジの踏み切り違反や回転不足はあったが、大きなミスなく滑りきった。4位に食い込み「すごい成長したと思う」と評価した。伸び盛りの18歳は「ジャンプはもっとしっかり回れるようにしたいし、演技の迫力ももっと出したい」と、ソチでの可能性を広げていく。