主将の高橋ホッ…精彩を欠くも2位
「フィギュア世界国別対抗戦・第1日」(11日、代々木第1体育館)
男女SPなどが行われ、初日を終え、連覇を狙う日本は首位に立った。男子は高橋大輔(27)=関大大学院=が2位、無良崇人(22)=中京大出=が5位とまとめ、アイスダンスSPでは、クリス・リード(23)、キャシー・リード(25)組=木下ク=が4位につけた。日本はペアが不参加のため、3種目のポイントで優勝を狙う。
主将として臨んだ高橋だったが、4回転ジャンプの回転不足など、精彩を欠き、今季自己ベストを大幅に下回る80・87点に終わった。ただ、全体的に得点が伸び悩んだ中、順位は2位。「もう少し落ちるかと思った。結果としてチームにプラスになって良かった」と、胸をなで下ろした。現在、ジャンプがスランプ中だが「全く信用できないけど、フリーは失敗してもいいぐらいの気持ちでいく」と、12日のフリーに向け、開き直っていた。