真央ソチ曲決定「人生詰まったものに」
フィギュアスケートの浅田真央(22)=中京大=が31日、大阪市内で夏のアイスショー「THE ICE」の会見に出席し、来季の使用曲を発表した。SPはショパン作曲「ノクターン」、フリーはラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲第2番」。14年ソチ五輪での現役引退を表明している真央の、ラストシーズンを彩る勝負曲が決定した。
5月初旬にカナダ、米国に渡り、振り付けを終えて帰国したばかり。例年と同じくローリー・ニコル氏が振り付けを担当したSPのテーマは『初恋』。06‐07年シーズンのSPで使用した楽曲だが「より大人っぽくなって、レベルアップしたノクターンになると思う」と、自信を見せた。
フリーは銀メダルに終わったバンクーバー五輪のフリー「鐘」と同じラフマニノフ作曲。振り付けはタチアナ・タラソワ氏で「自分の今までの思いや、人生が詰まったものになっている」と、まさしく『集大成』のプログラムとなっている。
ジャンプの構成は、今季と同じくトリプルアクセルや連続3回転を入れた高難度のものになる予定。早ければ同公演内で披露する。「今からすごく楽しみ」と、お披露目を心待ちにしていた。