繰り上がり出場の織田「準備問題ない」
「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日開幕、マリンメッセ福岡)
4日は公式練習を行った。男子では、織田信成(関大大学院)が下克上を狙う。高橋大輔(関大大学院)が右すねの負傷で欠場したため、急きょ繰り上がりで出場が決まった。「スケート連盟からも補欠1番手なので、調整するようにと言われていた。準備に関しては問題ない」と笑顔を見せた。
4年前のGPファイナル。後に、バンクーバー五輪で金メダルを手にするライサチェク(米国)に次ぐ2位となり、バンクーバー五輪の出場権が内定した。今季で現役を終えると公言している織田にとっては、最後のGPファイナル。「自分の演技をしっかり得点につなげたい」と意気込みを見せる。
「本来は出られなかった大会に出られる。精いっぱい頑張りたい」。26歳のベテランが勝負強さを発揮する。