真央選出濃厚…ソチ五輪選考状況
「フィギュアスケート・GPファイナル」(7日、マリンメッセ福岡)
女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(23)=中京大=が、2本のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)こそ成功しなかったものの、フリーでもトップの131・66点をマーク。合計204・02点で2連覇を飾り、2014年ソチ五輪代表に大きく前進した。
日本の出場枠は男女とも『3』。日本スケート連盟が定めた代表選出方法は次の3点となっている。
(1)全日本で優勝すれば、代表に決定。
(2)2人目は、全日本の2、3位、GPファイナルの日本人最上位者を含めて選考する。
(3)3人目は(2)で漏れた選手と世界ランク日本人上位3人、ISU公認の今季ベスト日本人上位3人の中から選考を行う。
真央は仮に全日本2、3位でもGPファイナルの結果から選出は濃厚。4位以下となっても、世界ランク日本人トップで、シーズンベストも日本選手の中で断トツ。代表落ちの可能性は限りなく低い。