町田「命がけ」織田「強い気持ちで」
「フィギュアスケート・GPファイナル・エキシビション」(8日、マリンメッセ福岡)
群雄割拠の男子代表争いを制するのは誰だ‐。ソチ五輪の最終選考会となる全日本選手権(21日開幕・さいたまスーパーアリーナ)に向け、町田樹(23)=関大=と織田信成(26)=関大大学院=が意気込みを語った。
GPファイナルのSPで出遅れながらも、フリーで挽回して4位に入った町田。全日本に向けて「あらためて自分は崖っぷち。あと少しなので、命がけで駆け抜けたい」と語れば、3位で表彰台に上がった織田も「(代表争いは)気持ちと気持ちのぶつかり合い。強い気持ちで臨みたい」と珍しく語気を強めた。
全日本にはGPファイナル覇者の羽生結弦に加え、高橋大輔、小塚崇彦、無良崇人らも参戦。「誰がソチに行ってもおかしくない。みんなにその能力がある」と町田。残された時間で牙を研ぐ。